ヒトリエの有料配信ライブが10月6日行われた。
ベストアルバム『4』の発売を記念したツアーが中止になり、振替の代わりに行われたのがこのライブだ。
今回視聴した感想を自分の主観全振りでここに残そうと思う。
「ヒトリエ BEST ALBUM RELEASE 生配信ライブ “4”」
— ヒトリエ (@hitorieJP) 2020年10月5日
2020.10.5
ありがとうございました❗️#ヒトリエ で感想などつぶやこう!
見逃した方はこちら!
アーカイブ期間:10/8 23:59まで
[視聴チケット]
10/8 21:00まで購入可能https://t.co/NhqbROSasI
¥2,200(税込) pic.twitter.com/ACH4wcIhJn
(以下、ネタバレが多数ありますのでアーカイブ視聴予定の方などはお気をつけ下さい。)
セットリスト
1.ポラリス
4.シャッタードール
5.日常と地球の額縁
7.Loveless
8.Inaikara
9.(W)HERE
10.カラノワレモノ
11.トーキーダンス
12.アンノウン・マザーグース
13.目眩
14.青
15.センスレス・ワンダー
16.ローリンガール
意外だったのが全曲ベストアルバムに収録されている曲だったことだ。ライブだと新譜やベストを引っ提げたツアーであっても、それに収録されていない楽曲を数曲挟み、新規リスナー過去作品を紹介するのだが(配信に変更になったことに伴ってセットリストが変更になった可能性もある)。
"SisterJudy"~"モンタージュガール"は「ルームシック・ガールズエスケープ」発売時からの流れがそのまま「4」に収録されたので、粋な再現である。
僕は三人体制になって最初のツアー『HITORI-ESCAPE』の高松公演に参加させてもらった。「HOWLS」収録曲意外の曲をほぼ知らなかった自分にとって、当時全く知らなかった"Loveless""カラノワレモノ""トーキーダンス"などを改めて3人の音で聴けたのは嬉しかった。特に"SLEEPWALK"~"Loveless"の流れは『HITORI-ESCAPE』と同じ流れだったので1年前を思い出された。
今回のライブの山場は"目眩"だと思う。配信ライブだからこそこの曲はこのライブで輝いた思う。
話は少し前に戻る。8月19日、延期となった「4」発売日、Youtubeにて"目眩"のMVが公開された。MVの主人公達は日常の作業の隙間にヒトリエの楽曲を視聴しだす。そこからCDやDVDを手に取り、やがて部屋全体がヒトリエの世界に包まれる…
昨日の配信ライブはそんな主人公達に僕らがなった。日本中(世界中)から、同じ時間に画面に向かい、二時間強の間ヒトリエの音楽に染まった。この事実があまりにもドラマチックで、配信を観ながら涙してしまった。
ライブは"センスレス・ワンダー"と"ローリンガール"で終演(アンコールがない以上、"青"までが本編でこの2曲が事実上のアンコールだと解釈している)。
wowakaが亡くなった直後の新木場でもこの曲が最後だった。現実逃避Pからヒトリアトリエ→ヒトリエと続いた音楽達は3人のヒトリエによって奏でられていく。前にインタビューで「新曲を作っている」とシノダが語った。これから作られる新しいヒトリエがどうなっていくのか、見ていきたい。