いい加減ブログ

いい加減なブログです。

ジエンドまでのボーナスステージ。

 オワタPことガルナさんが書くブログでこういった記事が上がった。

garunan.sblo.jp

 

 読んでいただけると分かるが、オワタPが10年前に投稿したこの曲の意味が語られている。

 オワタPのファンが集まるDiscordで記事に対しての思いを軽く話したが、深く話すと長くなりそうだったのでここにまとめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここからは記事を読んだ前提で話を進めさせていただく。

 

 

 まず、読み終わって思ったことは「そんなにショックじゃなかった」ということ。

 上記で説明したサーバーでその理由を代弁してくれた方がいた。率直に言えば「分かっていたから」だと思う。

 僕がVOCALOIDを聴き始めたのは2017年、初音ミクが10周年を迎える年にYouTubeのトップに上がった"砂の惑星"からだった。それまで一切興味を持たず、それどころか敬遠していたのでほとんどの情報を遮断していた。

 なのでVOCALOIDにはまった時、すでにニコニコもVOCALOIDも勢いを失い、「オワコン」と言われる状態だった。気になったボカロPは活動をやめており、個人的に『素晴らしい』と感じた楽曲よりもランキングでptを稼いだ有名Pの作品ばかりが伸びていた。

 当時から良くも悪くもボカロ楽曲を広める橋渡しとなっていた歌い手たちもランキング上位の楽曲やもはやボカロでもない米津玄師の楽曲を歌っていた。

 

この曲は『有名投稿者が、そのブームが去り落ちぶれるまでの歌』です。

『大人になればわかる 好きなことだけじゃ生きられない』は、精神的に大人になれば、ほんの一握りの人種を除いて、好きなことだけで生きていくことは不可能である。といった暗喩です。

学生が社会人になる歌ともいわれていました。そう読み取ることもできますが、ボクの中の像としては、今までどちらかというと日陰者の存在だったボカロPが突如脚光を浴びてちやほやされて、一時期はあちこちのライブに呼ばれたりインタビューを受けたりしてスター扱いされ、印税などもたくさんもらえたので調子に乗って家賃の高い家に引っ越したりして、でも確定申告の追徴課税が払えなかったり、あるいは過去の栄光でしか生きられないような一発屋として終わってしまったり、そういった元有名な動画投稿者を嘆く歌です。

 

5月8日 - ボーナスステージの話: がるなん.com / Blog(読みやすさを考慮し、一部改行)

 

 音楽およびミュージシャンも結局はコンテンツとして消費されている。ボカロ黎明期にニコニコ動画で活躍したボカロPたちも別の活動に移ったり、過去の作品をリメイクしたり、もしくはパタッと活躍をやめたり。

 その活動方法を否定するわけではないが、ニコニコで活躍した人がニコニコを捨てることを受け入れる大衆に疑問を感じる。

 もちろん世の中には様々なサイトやアプリが出てきては消えていく。その場に残ることで共倒れしてしまう可能性だってあるだろうし、手を変え品を変え、人々を味方にしては切り捨ててを繰り返して自分の地位を確立した人だってごまんといるだろう。

 ただ、それを普通とすることを許していいのだろうか。

 わがままだと思うが、僕自身はこの現状を受け入れたくない。ニコニコ動画だってまだ死んでないと信じたい。

 オワタPは"トルコ行進曲\(^o^)/オワタ"でブレイクし、その後も”ツマンネ”シリーズ、"ベンゼン"シリーズなどでヒットを続けますが、一般的には”パラジクロロベンゼン”や”リンちゃんなう!”で止まっている人も少なくないでしょう。

 オワタPは活動し続けています。

 ずっと活動してなかったのに数年ぶりに曲投稿して盛り上がったあなたと違って。

 自分の声で音楽活動してきて、VOCALOIDに参入した一曲目がコメント稼ぎの中身のない楽曲だったあなたと違って。

 会社を立ち上げ、ひとりの絵師の作品と存在を殺してなお活動し続けるあなたと違って。

 YouTubeに移行するといいながらニコニコ動画の作品は残し、ボカコレでStemデータ提供したあなたと違って。

 

 

 そしてオワタP。

 現時点であなたを尊敬しています。

 でもあなたについて今知っている情報のうちは、です。

 あなたについて許せないことがあった時、そこで終わりです。

 どうか今後、あなたに絶望することが無いよう祈ります。

 そして、尊敬し応援していますがいちリスナーで終わるつもりはありません。

 あなたに憧れるだけで止まるつもりはありません。

 参考にし、あなたより上に行けるように頑張ります。

 これからも応援しています。

 

 

 思うことがありすぎて文章にまとまらない言葉が頭をぐるぐるする。全部吐き出したいが形にならないので散文なままだがここで終わらせる。長文、散文、無礼な発言、失礼いたしました。