昨年までの様々な人気曲をピックアップしたセトリだったようだ。
最後はあるボカロPの特集。僕はこのボカロPが嫌いだ。詳細はこのボカロPの名前と『除名騒動』で調べてみてくれ。後悔したくなければ見るな。
僕は天の邪鬼かつ非常に性格がひねくれている。もともとこの人の曲は『伝わってこない音楽』だった。最も再生された曲も聴き心地はいいかもしれないが、歌詞が伝わってこないし、その歌詞も深みがない。この件を知って、それでも応援するほどの価値を見いだせない。
しかし世間では彼は神扱いされたボカロPだ。曲を投稿すればすぐに再生数は万を超える。実際去年最も再生されたのはこの人の曲だったはずだ。
しかし、その曲だけならまだしも、なぜ特集したのだろうか。僕が知らないだけであの騒動はボカロP側に非がなかったのだろうか。
真相はわからないが、非常に悲しくなった。
もっと人気が上がってきているボカロPだっているだろう。選曲されたなきゃむらさんだってその類いだ。
いつまでニコニコは古参を優遇するのだろう。
この話とは別に、元ボカロP(ここではそう呼ばせていただく)のアルバムが100万枚出荷されたらしい(買われた訳ではなく出荷されたらしい)が、サブスクで聴いて絶望した。サブスクが悪いと信じたいぐらいに曲順と曲間のセンスが無いのだ。音作りや歌詞に強いこだわりを持っているのは知っていたが、アルバムになった結果何もかもが台無しになったように感じた。
『今やアルバムというのは曲がたくさん入った箱』という時代であり、アルバムの中から好きな曲をピックアップしてプレイリストにする時代だというのはいるだろうが、だからといってアルバムという1つの作品をおざなりにする必要はないだろう。ましてやこのご時世に100万枚出荷する時の人である。
悲しい。
悔しい。
アルバムが、音楽がぞんざいに扱われている気がしてならない。
この時代の音楽の扱いに慣れないといけないのだろうか。悲しくなる。
https://open.spotify.com/track/3eQ5190BrO5nS4MjIDRl0W?si=-6BkYw_XT_iE74fzaooOTQ