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僕の見たチャットモンチーはスクリーンの中 -あの日、武道館に行かなかったことについてー

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CHATMONCHY LAST ONEMAN LIVE ~I Love CHATMONCHY~ [Blu-ray]

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 2018年7月4日、武道館の会場で合流し盛り上がるフォロワーのTwitterを見ながら、僕は徳島行きのバスに乗っていた。

 

 あの日、僕は武道館のライブに行くことを選ばなかった。

 

 

 2年前の11月11日。10周年を祝う武道館のライブで初めてチャットモンチーのライブに参戦した。10周年を祝うあの舞台で何の曲をするのかイメージしながら、スマホに入れたチャットモンチーの全曲を聴き深夜バスで東京に向かった。

 一体何の曲をやるのだろう。最新アルバムからはどれくらい選ばれたのだろう。どれくらい攻めたライブをしてくれるのだろう。ワクワクしてライブを待った。

 結果、チャットモンチーは10年を順番に振り返る、人気曲を中心としたセットリストだった。失礼ながらはっきり言うが、想像を超えなかった。今思えば高望みをしすぎていたのかもしれない。というかしていたのだろう。「新曲をやる」というサプライズさえ予想してしまっていたのだから。予想と期待を無制限に考えたらそりゃ曲数など制限のある中にほとんど入ってしまうだろう。結局あの日自分の予想に無かった曲は「ウタタネ」だけだった。

 

 そして2017年末。

 チャットモンチーが完結することを知り、翌年正月に「武道館ライブをします」「こなそんフェスを2days行います」と報告があった時、自分はもう「こなそんフェスだけ参戦しよう」と決めていた。期待することができなかった。こんな気持ちで席を埋めるならもっと行きたい人にその席を埋めてほしかった。

 何度か心が揺らいだこともあったが、結局自分は武道館のチケット販売には一切応募しないまま終わった。

 

 そんな中、「全国でライブビューイングを行います」とスタッフが発信した。行くかどうかかなり悩んだ。これに行くんなら武道館に行けばよかったんじゃないか。そんな中途半端な気持ちで行ったって結局後悔するんじゃないか。結局、自分がチケットを購入したときはもう残席はわずかだった。

 

 そして7月4日。徳島に行き、取り置きしてもらっていた『誕生』をAWAミュージックで購入する。

 ありがたいことに、宣伝用に複数枚あった『誕生』のオリジナルポスターを「余ってたし、せっかくだからファンの人に渡したい」といただいた。家に貼るスペースがないので今でも大事に保管している。

 

このあとライブビューイングのチケットが発行できず慌てふためき、結局発行までの最後の手続きができていなかった話は割愛させていただく。

 

そのあと徳島駅前の餃子の王将で昼食を済ませ、駅周辺を散策したあとライブビューイングの会場であるイオン徳島へ。

 

 

 ライブまでまだまだ時間があり(多分4,5時間ぐらいあった)、暇を持て余していたところ、『誕生』のプレイパス機能(CD収録内容と同様のものをスマートフォンに簡単にDLできる機能)を思い出し、『たったさっきから3000年までの話』と『誕生』をスマホにDL。ラジオやMステで一応聴いていたものの、ちゃんとした音質のオリジナル音源を聴いたのはこの日が初めてだった。

 

 

 衝撃だった。チャットモンチーが「完結」を決めた中、最後に何を届けるのか。音作りや製作スタイルは変わっているものの、それはこれまでと何一つ変わらない「チャットモンチーの今」だった。

 

 3ピースのときのチャットモンチーでは想像も出来ることのない打ち込みサウンド

 変身ツアーの時にこの世に生まれ、この時にはもう5歳になった、橋本絵莉子の子供とともに唄う「びろうど」。

 チャットモンチーを脱退し、個人として活動してきた高橋久美子が今一度チャットモンチーと2人を見つめ直して書き上げた「砂鉄」。

 時間を重ね、柔くなったどころかより鋭利さを持った刃のような「the key」。

 最後を目前に陥ったスランプを抜け、改めて橋本絵莉子と過ごした時間を紐解いた、福岡晃子による「裸足の街のスター」。

 3人であることに執着しなくなり、さまざまな人との関わりを経たからこそ出来た「クッキング・ララ feat.DJみそしるとMCごはん」。

 そして、歩みを止めることなく進んできたチャットモンチーが、一切妥協せず『今』と向き合った「たったさっきから3000年までの話」。

 

 感情が爆発し泣きそうになるのをこらえ、ライブに向け本格的に心を整えながら、ライブが始まるのを待った。

 

 

 ライブビューイングの会場は8スクリーン。今調べたら103席あるそう。

徳島:施設案内・サービス:劇場案内:イオンシネマ

 当日は満席だったため、あの中で103人がライブを観ていたことになる。立派なハコ(ライブ会場)である。

 ライブ開始の10分ほど前だろうか。客席のライトもまだしっかりついており、観客が指定されている席に向かっている所からライブビューイングは始まった。

 

 照明が消え、ライブの開始を迎えた。

 

 

 感想はあとにし、当時の粗削りな(さらに披露により途中までしかない)レポを引用しておく。

 

 

 

 ここからはライブビューイングについて。

 個人的なライブビューイングの感想としては、とても残酷なものだった。決して映像や音質が悪かったわけではない。

 そこには「ライブ」ではなく「ライブ鑑賞」の空気しかなかった。

 会場が暗転しても誰も席を立たなかった。

 「クッキング・ララ」や「ハナノユメ」などで観客に求めたコール&レスポンスはほとんどの人が応じず、勇気を出して声を発したところで当然2人の耳に届くことはなかった。

 スタッフの巧みな技術で綺麗にMIXされた音響に臨場感はあまり感じず。

 おそらく自分のように、「ライブに行ってるように楽しみたい」と思っていた人も少なくなかったと思うが、「静かに、迷惑をかけないように楽しむ場」である映画館の空気にみんな怖じ気づき、空気を読んだ結果あの状態が生まれたのだと思う。

 

 悔しかった。「ライブとはなんなのか」というのを思い知らされた。なんでチャットモンチーの目に自分は映らないのか。自分の声は二人の耳に届かないのか。腹立たしささえあった。(この思いが後にこなそんで日の目を見るのだが、それはまた機会があれば。)

 

 

 このあと、自分は高さの合っていなかった椅子のせいで両足に筋肉痛を抱えたまま、小雨の夜道を数キロ歩き、ガストで夕食を食べ、ネカフェで休憩をとった。

 

 

・・・なんの話だったっけ。

 

とにかく、いつか書こうと思っていた「あの日、自分がライブビューイングでチャットモンチーを見て思ったこと」のほぼ全てがこれである。10月24日の発売を前にしてトレーラーが投稿されたのでこれをきっかけに書いた。

 

長文乱文、失礼しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

追記

ライブレポとしての情報が少なすぎるため、ライブレポのカテゴリーは削除させていただきます。失礼しました。