趣味で動画編集するようになってから"画素数"が気になるようになった。
画素数とは簡単に言ってしまえば「画質」である。YouTube上では画面右下の歯車を押すと『画質』と書かれた部分があり、そこから画質を設定できる。一般的に単位は"ピクセル（表記：p）"であり、720p以上がHD（ハイビジョン）となっている。
ネット上では1080pが主流となっており、Youtube上では実質無料で1080pの映像が見れるが、これをDVDなどにパッケージ化するときに問題が発生する。
DVDは主に720pで収録され、Blu-rayは主に1080pで収録されるのだ。
「だからどうした」と思うかもしれないが、これが原因で「DVDをお金を支払って買ったのにYouTubeで見たほうが画質がいい」という状況になってしまうのだ。
しかし、特典映像がDVDで収録される状況は今なお続いている。例えばPUFFYが先日発売した25周年記念BOXも特典映像はDVDで収録されている。
そしてこの紹介映像は1080pである。なんだかなぁと思ってしまう。
DVDの利点は「Blu-rayより安価」「Blu-rayよりプレイヤーが流通しており、カーナビなどでも鑑賞できる」などだろう。720pでも十分という人は少なくないだろうし、なかなか作品が売れない現代でDVDかBlu-rayかという二択で前者を選ぶ会社を責めるつもりもない。
ただ、言ってもBlu-rayができてかなり経つ。DVDとBlu-rayを同価格で発売する作品も数件知っている。しかしなかなか完全移行とはいかない。
（Blu-rayだと長いと今更気付いたので以下BDと省略）
そんな中、ヒトリエのライブ映像作品で新しい販売形態を知った。通常版はDVDのみ、初回限定盤はDVD盤とBD盤と、合計3形態に絞って販売していたのだ。
・通常版（DVD）
・初回限定盤（DVD）
・初回限定盤（BD）
発売時気になりだしたタイミングだったので、正直『BDの通常盤がほしい・・・』と思ったが、当時ハマるかどうか不安だった自分は通常盤のDVDを購入した。結果今はドハマりしているが。
そして、これ以後発売されたベストアルバム、オリジナルアルバム、そして来月発売のシングルとすべて初回限定盤はCD+BDでの発売に限定している。
これが今後スタンダードになってもいいんじゃないかと最近思い始めている。もちろん普段から映像を720pで収録しているならあれだが、もうBDも多く流通しているし、画質が良いのと悪いのだと良いほうがいいと思う。"DVDとBD"という選択肢を設けるからややこしくなるのであって、BDのみに特化したら『映像が見たいから初回』という判断に至る。
もちろんそれ以外の問題もあるのだろうが、今後BDがメインになっていく時代がきてもなんらおかしくないと個人的には思った。
