いい加減ブログ

いい加減なブログです。

25th→26th.

 あるグループが今年解散することとなったらしい。

 おそらくのちに正式な発表や会見が行われるだろう。

 

 好きになることや応援することは時に牙となる。

 対象者が決断をしたとき、受け手となる我々は"受け入れる"か"受け入れない"の二択しかない。

 その決断を我々は変えることはできないし、こちら側は黙ってそれを見るしかできないのだ。

 

 僕も彼らをひっそりと応援していた。

 実はSMAPよりも多くCDを持っている(興味を持った時にヤフオクで箱販売されていたCDを購入したため)し、ライブ映像も数点持っている。

 最近発売された映像作品も頃合いを見て購入するつもりだったが、今回の一件で転売ヤーが動きかねないと思い、購入予定で店に置いていなかった初回B盤をあきらめ、初回Aを急遽購入した。

 

 

 僕自身は、今回の決定が"本当に彼らが決めたことなのであれば"受け入れるつもりである。

 おそらく例によって彼らの名前も曲も今後流れることは難しくなるだろうが、それも受け入れての行動なら受け入れる以外ない。

 

 話を戻し、先日発売になった映像作品について語る。

 といっても本編とドキュメントの途中までしか見れていないので全部は語れないが・・・

 

 とにかく、「無観客・配信だからこそのライブ」ということに重きを置いたライブだった。

 会場は彼らにとって聖地である代々木第一体育館。ここで彼らはデビュー会見をし、ツアーでもたびたびここでコンサートをしてきた。

 ステージは主に4ヶ所。登場から本編最初の2曲を行ったステージ、センターステージ、Music Videoの再現がされたステージ、白を基調としたステージ。

 ドキュメントで映った模型によると、どうやら代々木第一体育館の広いステージ上に4つのステージがすべて入っていたようである。観客がいるとできない、カメラに映る場所以外映らない配信ライブだからこその演出である。

 途中の2曲では彼らがステージを離れ、観客席や観客が普段通る通路を動き回りながら歌唱する。代々木でライブを見に来たことがある人だと参加した時に通った道であり、そこを彼らが歩いていることをうれしく思う人も多いだろう。

 選曲も独特である。従来の人気曲をかなり減らし、シングルのカップリング曲、10年以上前のアルバムの通常盤限定で収録されていた未歌唱曲…最新アルバムより後のシングルは1曲目に王道のアイドルソングをもっていき、両A面の2曲目は攻めた楽曲が多く、今回はその2曲目たちが主に選ばれた。直接会えない配信ライブになっても見に来てくれる人はこういった選曲の方がいいのではないかと判断したのではないだろうか。実際セットリストを見たとき、見なかったことを後悔するぐらい個人的には良いセットリストだと思った。

 Twitter上でだったか「配信ライブの中で一番素晴らしかった」というコメントがあったが、たしかにそう言われてもおかしくないと思った。ドキュメントで「知らない、興味がないけど傍から見てる、そんな人も『おおっ』と思ってくれるライブにしたい」と語っていた。その結果が見事に形になっていた。

 

 また混沌が少し落ち着いたころ、ちゃんと名前を出してしっかり解説と感想を述べたい。