2020年5月26日21時57分書き始め。
こんばんは。シコウサクゴローです。
タイトルはBUMP OF CHICKENの『Merry Christmas』という曲の歌詞から引用しました。ですがこの曲の解説などではありません。
今の時代、SNSの発達により人々が目にする情報の量は大幅に増えたと思います。時に情報に操られ、時には全くのデタラメに多くの人間が頭を悩ませます。
趣味で動画編集をしていますが、YouTubeやニコニコ動画、最近だとTictokなどで映像コンテンツも大幅に増えました。
この時代、僕たちが必要になるのは『どの情報をピックアップするか』だと思われます。TVが報道してることすら信用できないこのご時世、僕らは数多の情報を篩にかけ、正しさに限らず『必要な情報』をちゃんと掬い上げる力が必要になってきます。
今の世の中は最短で正解に辿り着くことが美徳とされている気がして、個人的にはそれがかなり気持ち悪いです。これは逆に言えば『不正解を経由することが許されない』、そんな社会になっている気がします。だからこそ失敗しないためのアドバイス本が世の中に沢山並び、それを人々は欲しがるのかなと僕は思います。
こういうことを考えるとRADWIMPSの"DADA"という楽曲を思い出します。
生きてることそれこそ回り道
長い暇つぶし そのものが命
なのに なぜに我先に 向かう先は出口とも知らずに
一抜けるために日々自分探し
ならぬ肝試し 終いにゃうらめし
近道がしたいなら すぐそこにあるよ
壱、弐の、参で 線路へ
ーRADWIMPS"DADA"
必死こいて生き急ぐ人たちがどうも気持ち悪くて。
「こうすればもっと早く出来るよ!」ばかりで自分なりのチャレンジを否定する人が嫌になります。
先日仲良くさせていただいている方と雑談していたとき、
「コロナ騒動をきっかけに無駄なものをどんどん排除していっている感じがしてすごく怖い。本当に大事なものはその無駄なものなのに。」
とその方が仰っていて「なるほど。」と思いました。
音楽が、芸術が、ペットが無駄なものなら、なぜその無駄が何千年もの間存在し続けたのか。それらが必要で、それらがあることで生きてこれた人がいたからなんだと思います。
これからも僕は最短ルートを目指す人たちを尻目に横道に逸れまくり、本来する必要のない間違いを繰り返すことでしょう。それが許される世の中じゃなくても、そうやって生きていたいです。
この長文をあなたが読んだ時間、無駄かもなぁ~。