僕はあいみょんを聴きません。
僕は米津玄師の『海の幽霊』をまだ聴いていません。
でも僕は日本の音楽が好きです。
僕はジブリの作品の半分ほどしか見たことがありません。
僕はヱヴァンゲリヲンを見たことがありません。
でも僕は日本人です。
僕はスマホゲームをしません。
実家にある最新の任天堂ゲーム機は初代Wii、プレイステーション系列の最新ゲーム機は初代プレイステーションです。
でも22歳の若者です。
『大衆』という大きなグループの輪の中に入るにはこういった「当然知っておくべきこと」や「最低限の知識」というものが参加権になります。
話題に入るため、
置いていかれないため、
重く言うなら、その輪の中で生きていくため、
僕はそれらを無意識にこなす力はありませんでした。その参加権のために努力をしました。
そしてあるとき、ぱっと諦めました。
話題には入れず、
置いていかれ、
輪の中から追い出されました。
そして今、
しっかり生きています。
ネットを通じて『大衆』とはちがう別のつながりができ、自慢できる友人ができ、今楽しいか辛いかだと「楽しい」と言える状態にいます。
ネットが怖いといわれる時代。それは間違っていないと思います。ですが、『大衆』は僕にとってネットとは違う怖さをもった恐ろしものだと思っています。
そこから逃げだせず苦しい思いをしている人がいたら、よかったらこんな人もいるという事を知ってほしいです。
p.s.
お久しぶりです。今月7日から一度もブログを更新しておらずすみません。ありがたいことにこの20日ほどの間もブログの閲覧者は毎日数人おり、多い日は20人弱もの方が来てくださっています。
今後もたまにの投稿になってしまうと思いますが、よろしくお願いいたします。