タイトル通り、今人生初の避難をしている。
きっかけはネットニュースで見た
『特別警報で避難指示、「実際に避難」は住民の3%弱』
https://www.asahi.com/articles/ASL8R63DML8RUTIL04X.html
という記事である。
今後のために、『とりあえず一回避難してみようじゃないか。避難勧告も出てるわけだし。』という事で、今回避難をしてみた次第である。
今回の避難で知ったこと、気づかなかったことなどをまとめようと思う。
まずは避難までの過程をざっくりまとめよう。
自分は周りを山に囲まれた港町に下宿している。南海トラフが起こったら6.8mほどの津波がくると言われている。もし地震が起こっても正直その地域の避難所は信用できないので、今回はとくにまだ渋滞なども起こっていないため、山を越えた先の地域の公民館に避難した。
避難して気付いたことをいくつかあげようと思う。
・避難先までの標識が目立たない
・避難先では『避難者名簿』というものを記入する
・避難所はクーラーもテレビも付いており、自分の避難した先はWi-Fiもある
・レスキュー隊(?)も数名いる
・意外と自分が準備できていない
・避難先までの標識が目立たない
結構これは危険な気がする。先に言ったように、自分は今回最寄りの避難場所ではなく、山を越えた先の、つまり別地域の公民館に避難した。
下宿して4年、隣の地域の公民館の場所など知らない。一応Googleマップで大まかな場所は把握していたものの、国道から公民館まで、公民館を指す案内標識は見当たらなかった。途中スマホを開いてGoogleマップを確認したら公民館を過ぎていたりもした。
もちろん雨で注意力が散漫していたのかもしれないが、仮にも大学生である大学生が気付かないことが観光客やお年寄りに気付くのだろうか。
さらに公民館も『ここが避難所です』と示すものがほとんど無く、コミュ障と呼ばれるような人たちだと入るのを躊躇う可能性もある。
個人の意見としては、レスキュー隊の人がパトロールと同時に目立つところに避難所までの案内標識を置き、公民館などの避難所も『ここが避難所です。ご自由にお入り下さい』といった表示をするべきだと感じた。
・避難先では『避難者名簿』というものを記入する
内容としては氏名・住所・電話番号とともに、必要時に上記の情報の公開していいかの可・不可を記入する。この時世個人情報の公開は危険だと思われるので不安だったら「不可」をオススメする。
・避難所はクーラーもテレビも付いており、自分の避難した先はWi-Fiもある
避難所の環境は避難しないとわからない。ここが不安な人も多いのではないだろうか。
少なくとも自分の避難した所はこういった設備は整っていた。クーラーの温度やテレビのchはこちら側で調節でき、ちゃんと周囲とコミュニケーションを取れば快適な環境に出来る。Wi-Fiは場所にもよるし、自分のところは設定が不安定なのか上手く繋がらず結局切ったが、そういったところも対応されていることはいいと思われる。
・レスキュー隊(?)も数名いる
自治体の人なのかわからないが、救助服のような格好をした5人ほどいた。孤独感が緩和されるのでいいと思われる。かえって1人が好きな人は嫌かもしれないが、こちら側が話しかけない限り特に話しかけられることもないので多少我慢すれば大丈夫だと思われる。
・意外と自分が準備できていない
寝起きからあまり時間がなかったのも影響あるかもしれないが、避難所に来てから下着や歯ブラシなどを全く持ってきていないことを気付いた。さらにガスの元栓を閉め忘れていた気がしたり、思っていたより自分が焦っていたことに気付いた。
前にある程度避難時用の準備をしていたが、それでも忘れていたりミスすることがあることがわかった。
とにかく、今回避難してみたことは大きな収穫だった。皆さんも一度でいいので避難や避難訓練することをオススメする。
ちなみに自分の地域は12時ごろからピークになる予定である。バイトに行けるのか微妙なところである。