まずはじめに、前回の記事「PATHFINDERから考える『作品化』と『映像化』」
が、鳥のつぶやきさんの引用RTで広まり、多くの方に見ていただけたことに、心から感謝申し上げます。
観ていただいたことはもちろんなのですが、この記事を観て共感していただけたという意見やモヤモヤが晴れたというコメントを観て、この記事を書いた意味があったなと感じることができました。改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。
さて、話は変わって。
自分は趣味でマッシュアップやメドレー、MADなどを作っています。
先ほどもひとつマッシュアップを投稿しました。
上記のマッシュアップ、メドレー、MADは一般的に『二次創作』と呼ばれています。
ざっくり『二次創作』を説明すると、「すでにある動画や音源などを用い、それらを加工して新たな作品を作ること」が二次創作です。
自分が作品を投稿しているニコニコ動画は、一次創作と二次創作がたくさんあります。誰かボカロPがオリジナルの新曲を投稿し(これは一次創作)、それを『歌い手』と呼ばれる人たちが歌ったり(これは二次創作?単なるカバー?)、メドレーやREMIXなど(これは二次創作)に広がっていきます。
自分が二次創作ばかり作る理由はいくつかあります。
・一から作る必要がない
・すでにある作品を広めたい
などもありますが、一番大きいのが
・自分らしさの主張が少ない
ことです。
コンプレックスといいますか、自分は自分の顔、声、絵などが好きではなくて、たとえ妥協しても作品として人さまに出せるようなものではないと思っています(最近自分の声は多少落ち着いて聞けるようになりましたが)。そのなかでこういった二次創作、例えばメドレーの場合、楽曲はすでにある状態であり、自分の個性は「選曲」と「つなぎ方」のみになります。声や顔が出るわけでもありません。そういった部分で自分がこういった二次創作に惹かれたんだと思います。
もちろん二次創作はいくらあがいても一次創作には敵いません。たとえ二次創作が一次創作より再生数が伸びようが、一次創作は格が違います。それを見誤るとおそらく一次創作が衰退してしまうでしょう。二次創作の製作者は常に一次創作の製作者に敬意をもって行わなければならないと思っています(個人の意見です)。
と、「いい加減ブログ」の名前にふさわしいオチのない話をしました。これからも二次創作を触れながら一次創作の作品を観ていってください。