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公式アーティスト縛りMIXをすこれ⑥RIP SLYME『"JACK GOES ON" SPECIAL MIX CD』

  久しぶりのこのシリーズ。ぼちぼちのペースで書いてます(当社比)。

 ということで今回はこいつだぁ!!

RIP SLYME『"JACK GOES ON" SPECIAL MIX CD』 

 

 

前置き

 RIP SLYMEが、ウイスキージャックダニエル」の夏のキャンペーン「JACK ROCKS 2011」とタイアップ企画を行うことが決定。このキャンペーンのオリジナルソングとして「JACK GOES ON」を発表した。

 

~中略~

 また、「JACK GOES ON」を含め8曲収録のスペシャルミックスCDが当たるプレゼント企画も実施。

 

顔面金塗りRIP SLYME「ジャックダニエル」の魅力アピール - 音楽ナタリーより

 

 ということで、こちらはウイスキー"ジャックダニエル"とのコラボで製作された日々品のMIXCD。MIXはDJ KiMJUNさんがされています。

 配信ではこちらのタイトル曲"JACK GOES ON"のみの楽曲が配信されていますが、MIXはCDのみとなっています。

「JACK GOES ON」は、RIPの最新アルバム「STAR」に収録されている「The Beat Goes On」をリメイクしたもの。

 

顔面金塗りRIP SLYME「ジャックダニエル」の魅力アピール - 音楽ナタリーより

www.youtube.com

 今見たらDaft Punkみを感じますね。タイムリー。

 

収録曲

 記事では「8曲収録」と書いているのですが、探してみても7曲しか見つかりませんでした…知識とサーチ力不足…。精進します。

<追記>どうやらFortune Cookieだったようです。ラップ部分ではなくトラック部分でのMIXだったようです。失礼しました。

 

1.JACK GOES ON

2.Clap Your Hands(STAR)

3.Fortune Cookie(STAR)

4.Bubble Trouble(FUNFAIR)

5.GOOD TIMES(GOOD TIMES)

6.SCAR(GOOD TIMES)

7.センス・オブ・ワンダー(STAR)

8.流れの中で(FUNFAIR)

 

 

選曲・つなぎ

 楽曲はアルバム収録曲限定で、各アルバムから二曲(STARのみ三曲)ずつ収録されています。Remixも多少されていますが、基本的には原曲を尊重したMixになっていました。

 

 

おわりに

 残りの一曲の謎を残し、いったんこちらの紹介は終了させていただきます。

 しかし、どうやらMix-CDはVol.2もあるらしく、いつか手に入れたいなと考え中です。

山口一郎さんが伝えた『音楽との向き合い方』(#水溜りボンドANN0 を聴いて)

 

 

 最近オールナイトニッポンを聴いている。Creepy Nutsから始まり、最近は星野源も聞いている。

 オールナイトニッポンは二か月に一度"スペシャルウィーク"という、各番組でゲストを呼ぶ週がある。

 今回、水溜りボンドANN*10にサカナクションの山口一郎さんが登場されるということで初めてちゃんと聴かせていただいた。

 

 結論として、面白かったというよりは ためになった。

 内容のネタバレになるので、まずは先にラジオで聞いてほしい。

(筆が遅く、タイムシフトが切れるまで2時間半となってしまった。水溜りボンドのYouTube公式サブチャンネルで聴ける可能性があるのでそこで聞いてほしい。)

radiko.jp

<追記>こちらです。

www.youtube.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンタ:ここからは、こんな企画をお届けしたいと思います。山口さん、お願いします。

山口:はい。『山口一郎・音楽カウンセリング』ー!!

~中略~

カンタ:ちょっとこのコーナーの説明をしますね。

 今回山口さんをお呼びするにあたり、27年の人生の中で曲名と曲調をしっかりと認識しているJ-POPがなんと2曲しかない音楽オールドボーイ・トミー君に、おすすめの3曲を紹介していただくコーナーをお届けする予定…だったのですが、山口さんにご提案したところ、

「曲をそんなに知らない人間が本当にいるのか!」

と大層驚かれたそうで、3曲に絞って選ぶよりも、まず音楽に興味がない人間・トミーの話を聞きたいと。・・・まぁ、聞いていただきましたね。

トミー:うん。

カンタ:そこから、音楽を選ぶ作業に入りたいという話になりました。

 なのでここらの時間は、時間が許す限り山口さんとトミーが会話をし、山口さんの私物のPCから、至極の音楽が放出されるカウンセリングコーナーをお届けします。

 

-水溜りボンドANN より一部文字起こし

 

 ということで、上記の通り水溜りボンドのトミーさんは音楽にほとんど興味を惹かれてきませんでした。

 一方カンタさんは音楽がとても好きで、サカナクションのことはカンタさんがトミーさんにライブ映像を見せたことで知ったそうです。

 トミーさんに山口さんがヒアリングしたプライベートな部分は省略し、今回の配信で山口一郎さんがトミーさんを通じて語った『音楽との様々な向き合い方』が非常に面白かったので紹介したいと思います。

 

 

"音楽に興味を持って当然"って考える方が傲慢ですからね

カンタ:音楽に対してトミーはどうなのよ?実際。もうラジオ聞いてる人は知ってると思うけど。山口さん知らないから。

トミー:そうですね。僕はその、いわゆる『皆さんが音楽を聴くタイミングで音楽を聴く意味』があんまり分かんないので。あんま曲を聴かないんですよね普段。聴こうと思って聴かない。

カンタ:iPodとかも持ってなかったですもんね。

トミー:うん。曲を聴くものをあんま持ち歩かないので。

山口 :でも"音楽に興味を持って当然"って考える方が傲慢ですからね。

カンタ:そうですよね。もしかしたら。

山口 :そうそうそう。

カンタ:でも、かなり珍しいケースではあるじゃないですか。多分。今トミー27なので。それまで音楽に触れないのって結構難しい…

山口 :でも、音楽以外の感動がいっぱいあったんじゃないですか?

トミー・カンタ:ああ~!!

トミー:どうなんですかね。たしかに。たしかに…

 

-水溜りボンドANN より一部文字起こし

 

 "NO MUSIC, NO LIFE."という言葉があるほど音楽が身近にある世の中。街を歩けば無意識に耳には何かしらの音楽が入り、通り抜けていく。僕自身も幼少期からいろんな音楽を聴き、そこから好きな音楽をピックアップして聴いている。

 トミーさんは音楽を聴く意味がわからず、興味が湧かなかった。個人的にはカンタさんが言うように『珍しいケース』に感じてしまったが、山口さんはそれに対してこう回答した。

「"音楽に興味を持って当然"って考える方が傲慢ですからね。」

 言われてみればそうである。興味が湧く人もいれば湧かない人だって当然いる。ミュージシャンとして活躍する山口一郎さんがこう言うことは重みが違う。

 このあと、山口一郎さんが音楽に興味をもつきっかけを話したのだが、それも非常に面白かった。

 

山口:僕もね、実は音楽に入る前…音楽が最初じゃなかったんですよ。僕は文学から入ったんですよ。

 小学校の授業で、僕毎日毎日本ばっか読んでて。で、国語の授業で…もうつまり、かったるいわけですよ。ずっと本読んできてるわけだから。同学年の人たちと国語のレベルが違ったんですね。だから生徒のみんなが朗読できなかったりとか、国語のテストで間違えたりとか、授業で変なこと言ったりしてるのに対して、『全然みんな国語わかってないなぁ』みたいな気持ちでいて、ちょっと調子に乗ってたんですよ。

 で、クラスのちょっと勉強が苦手なやつが、「走れメロス」を読んでたんですよ。そんときに全然突っかかって読めなかったんだけども、休み時間に…『光GENJI』ってわかる?

トミー:あー…。

カンタ:わかりますわかります。

山口:光GENJIの「ガラスの十代」っていう歌を、アカペラで歌ってたの。

トミー・カンタ:ああ!

山口:それを聞いて、『あっ、音楽にすると言葉って覚えられるんだ!』とか、

トミー・カンタ:ああ~!

山口:『じゃあ自分が好きな文学をたくさんの人に覚えてもらうには音楽にした方がいいのかな?』って思って音楽に入っていったんですよ。

トミー・カンタ:ええー!

トミー:なるほど!ふっか!深い話!

山口:だからみんな「好きだ」って言ってるものに対して『僕も聴こう』っていって音楽を聴き始めたタイプじゃないから、

カンタ:別なんですね。

山口:だからトミー君の気持ちもわかる。

 

-水溜りボンドANN より一部文字起こし

 

 この話は初耳だったので驚いた部分が多分にあるが、山口一郎さんが音楽を様々な試みを通じて発信している*2ことを思い出し、そのルーツを知った気がした。

 

 

音楽っていうのは、匂いと一緒なんですよ

山口:音楽っていうのは、目で見えなくて、手でも触れないじゃないですか。ってことは匂いと一緒なんですよ。

トミー・カンタ:おおー。

山口:匂いと音楽って一緒で、要するに"気分をコントロールするもの"なんですよ。

トミー:うんうん。

山口:例えば何もない空間でじーっと立ってて、ジャズが流れたらムーディーな場所に感じたりするじゃないですか。

トミー:なるほどなるほど。

山口:けどそこで演歌が流れたらちょっと日本の下町みたいな感じになるじゃないですか。気分が変わるじゃないですか。

トミー:はい。

山口:匂いも、ラベンダーの香りが漂ったらなんか少し清潔感ある感じがするし、餃子の匂いがしたら『なんか近くに料理屋さんがあるのかな』みたいな感じになるじゃないですか。だから匂いと音楽って似てる思うんですよ。

 

-水溜りボンドANN より一部文字起こし

 

自分を自分らしくしてくれるのが音楽だから

山口:音楽を選ぶときに『音楽によって自分をどんな気分にしたいか』、っていうコントロールをするために音楽を聴くっていう方法が一個。

カンタ:気分を上げるためとか。逆に『これを聴いたらテンションが上がるからこれにしよう』とか。

山口:そう。悲しいときに明るい気分に変えたいときもあるけど、悲しいときにより悲しくなりたいときもあるじゃん。

トミー:たしかに。浸りたい、じゃないですけど…

山口:そういう時に音楽の力借りようよ!

カンタ:あぁー!

トミー:なるほど!

カンタ:音楽すげぇ!

山口:自分を自分らしくしてくれるのが音楽だから!

~中略~

山口:道具だから!ある種、そういう意味では。そう使っていいわけだから。世の中にはいろんな音楽があるわけだから。

トミー:たしかに。

~中略~

カンタ:好きな曲を探すって変な話ですもんね。

山口:そうそうそう。だから…街を歩いてれば音楽が流れてるわけですよ。いろんな音楽が。その音楽に寄り添うか寄り添わないかってだけだから。引っ張られるか引っ張られないかってだけで。トミー君は音楽に引っ張られないんですよ。

 

-水溜りボンドANN より一部文字起こし

 

山口:自分の気持ちをより強固にしてくれるのも音楽だし、自分の気持ちを大きく変えてくれるものも音楽の力なの。

 それを作ってるのが我々ミュージシャンだから!

トミー・カンタ:すげーーー!!!!

カンタ:サカナクションすげぇ!!

山口:そうそうそう。

トミー:かっこよすぎる!!

山口:そうそうそう(笑)

カンタ:その仕事なんですね!

山口:それが僕らの仕事だから!

 

~中略~

山口:どう?これで音楽の聴き方ちょっと分かりました?

トミー:はい!そうですね。はい。だから『流行ってるから聴こう』とかそういうことじゃないんですね。

山口:そうじゃない。(後略)

カンタ:自分に合う曲がこう、入ってきて好きになっていく。

山口:そう。で、そういうのをたくさん出会いたいと思う人は自分で掘るし、そうじゃなくてたまたま出会う…要するに事故みたいなもので感動したってい人はそれでいいわけ。だからトミー君はそういうタイプなの。たまたま会ったものに惹かれていけばいいと思うし、僕が今日ゲストに来たことで、今かけた曲ね?クラムボンの「コントラスト」って曲だけど、この曲がなんかこう、ちょっと悲しい時に聴きたいって思うかもしれないじゃない。

トミー:そうですね。

山口:出会ったんですよ!

カンタ:あ、今日出会ったってことですもんね?

トミー:これに関しては、ガチで出会いましたね!

カンタ:すごいなぁ…

山口:そうそうそうそう。

カンタ:このカウンセリング、すごいっすね…。

山口:そうでしょ?

 

-水溜りボンドANN より一部文字起こし

 

 『音楽を聴く』という動作でも、その意図は人それぞれである。自分の感情をサポートするサポーターとして、逆に感情を無理やり変える薬として、ただ静寂を消す音として。

 その道具として音楽を聴く人は、道具をこだわるように様々な音楽から自分に合うものを探すために山ほどある音楽を聴き、吟味する。最終的に自分に合った道具を相棒とし、愛用する。

 トミーさんにとってこの道具は必要ではなく、こだわる必要がなかったのだろう。

 山口さんが"道具"と比喩したことで、トミーさんにとっての音楽の存在意義がとてもつかみやすくなったのではなかろうか。

 

音楽が好きだっていうことが当たり前だって思っちゃいけない

カンタ:メール読みましょうか。RN.マタタビ

「山口さん、音楽を知らない人間との会話はいかがでしたか。

 逆に何か気づきがあったら教えてください。」

山口:だからみんなもね、トミー君を攻めすぎだよ。

 音楽が好きだっていうことが当たり前だって思っちゃいけない。音楽に興味がない人もたくさんいるわけ。それを攻撃するんじゃなくて、音楽が好きじゃない人にどうやったら音楽を好きになってもらえるんだろうっていう風に考えてアクションしていくことが大事だね。

トミー:あーありがたい…。ありがたいけど、俺は今まで何をやってたんだ!!マジで!

カンタ:その人、今こんなにやさしくしてくれてる人がやってる職業あんま知らんかったって(笑)

トミー:それおかしいよ!

山口:(笑)。でも出会ったからね。

トミー:そうですね。

カンタ:そうですね。いい出会いだ!

トミー:たしかに、逆に言ったら俺らが『YouTuber知らんわ』って言ってる人だとして、「いや今流行ってるのに知らないのおかしいでしょ」っていうスタンスは絶対におかしいってことですね。それは。俺らもそれは違うだろってことだからね。伝え方みたいなのはね。

 

-水溜りボンドANN より一部文字起こし

 

 最初から一貫して言い続けたのは「音楽に興味がない人だっている」ということ。

トミーさん自身もネタにしつつも、『音楽は興味を持つもの』という雰囲気が蔓延する世間に居心地の悪さもあったと語った。

 山口さんは自身の経験をもとに「自分はこういうきっかけでたまたま音楽に興味を持った」と語り、興味を持てないトミーさんを肯定した。

 僕自身無意識にトミーさんの音楽への無関心さを異常だと思っていたことを恥ずかしく感じた。

 この思考が、トミーさんのような方の居場所を奪っていたと考えると非常に申し訳なく思った。僕自身も天邪鬼な部分があるのでより共感した。

 トミーさんも自身が活動拠点とするYouTuberに置き換え、俯瞰ではなく主観で捉えようとする発言をし、改めてトミーさんの頭の柔らかさと回転の速さに感心した。

 

感想

 めちゃめちゃためになった。馬鹿みたいな感想になるが一言でいえばこれに尽きる。

 カウンセリングとしても①相手の思考を訊き②相手の思考を理解したうえで肯定し③相手が対応できる範囲内で目標達成の案を出す という流れを丁寧かつスピーディーに実行し、3曲紹介して無事3曲目でトミーさんが音楽に興味をもつという完璧な任務遂行をしており、山口さんの頭の良さを痛感した。

 思えば僕自身も流行に乗れない天邪鬼な部分があり、自分の主観で見ると『流行ってるけど興味が湧かない』部分は山ほどある。一方で逆に相手が興味を持っていないものを無理に薦めてしまったこともある。今後人に薦めるときにはこの話を思い出していきたい。

 

 

1.以心電信-You've Got To Help Yourself-/クラムボン

www.youtube.com

 

2.Monkey Magicゴダイゴ

www.youtube.com

 

3.コントラスト/クラムボン

www.youtube.com

 

4.忘れられないの/サカナクション

www.youtube.com

 

 

 <おまけ>ぶっちゃけ、あんまり興味なかったでしょ?

 この記事を書くにあたり、最初に文字起こししたものの、本編には使わなかったので、でも文字起こししてしまったのでここに供養する。

 

山口:でもぶっちゃけ、あんまり興味なかったでしょ?

カンタ:ぶっちゃけ訊きましょう!これは訊きましょう!

トミー: いや…早くないですか?

山口:別にその、僕のことを知ってる知らないとか、サカナクションの曲好き嫌いとか、そんなことは全然どうでもいいんです、今日初対面ですし。

 で、音楽にさほど興味がないってこともいろいろ噂に聞いていたので。

トミー:そうですね。

山口:別にこういう場だからって「いやーすごかったですよ!ライブの映像見て!」とか、「サカナクションの曲好きですよ!」とかって、あんまり言わないでほしいなというか。ちゃんと本音で話さないとやっぱり距離が縮まらないから!

カンタ:じゃあもう今日はそういうの無しで!ちゃんと話すことにしましょう!

山口:しっかり!しっかりいこう!

トミー:ちょっと大丈夫かな・・・

カンタ:裸のトミーの状態で戦うしかない。

トミー:いや戦えないだろ!

 

-水溜りボンドANN より一部文字起こし

*1:オールナイトニッポンの略

*2:サカナクションのNFパンチ(スペースシャワーTV)や、シュガー・シュガー(NHK)などで、音楽の枠を超えた活動をしている。

公式アーティスト縛りMIXをすこれ⑤三浦大知『DJ DAISHIZEN Presents MIURA DAICHI NON STOP DJ MIX Vol.2』<増補版>

こちらは、前回書きました下の記事にさらに情報を追加したものになっています。よければ前回の記事と比較してみてください。

sakugoro.hatenadiary.jp

 

 

そんなわけで改めて紹介させていただくのはこちら!

『DJ DAISHIZEN Presents MIURA DAICHI NON STOP DJ MIX Vol.2』!

 

DJ DAISHIZEN Presents 三浦大知 NON STOP DJ MIX Vol.2(CD)

DJ DAISHIZEN Presents 三浦大知 NON STOP DJ MIX Vol.2(CD)

  • アーティスト:三浦大知
  • 発売日: 2020/03/18
  • メディア: CD
 

 

 

 

前置き

 発売は2020年3月18日、僕が持っているMIX-CDの中では最新ですね。

 Mixを担当されたのはDJ DAISHIZENさん。専属というわけではないですが三浦大知さんのライブのマニピュレーターも担当されています。

www.youtube.com

 

 三浦大知さんのとても近くで携わっている方なので、Mix-CDも熱も愛もたくさん詰まった作品になっています。

 その熱さは伝わってきたのですが、正直熱すぎてすべて受け止められる知識はありませんでした。すみません・・・。

 そこで力になってくれるのが"はてなブログ"。ほんまにたよりにしてまっせ。検索すると発売間もなく解説されている方がいらっしゃいました。

nfield.hatenablog.com

 関ジャニ∞の時と同じ流れになってしまいますが、ぶっちゃけこの人の解説で充分です。なので前回同様個人的な感想と情報を中心に紹介したいと思います。

 

・・・でもなぁ。なんか負けた気持ちになるなぁ。と思った私はちょっとだけ対抗しました。

原曲プレイリストを作ってみました。

open.spotify.com

 こうするとつながる前とかわかりやすいかなと。Spotifyユーザーの方よかったらご利用ください。

 

前置き(追記)

 DJ DAISHIZENさん本人の解説によるとオファーが12月、ツアーなどと並行して作業を進め、2月頭で完成させ、3月に発売。比較がないのであまりどうこう言えませんが、個人的にはとても短い期間での製作だったのではと思います。

 

 話しいただいてから締め切りまでが意外となかったので。12月に話をもらって、そこから勢いで1月、2月頭ぐらいまで一気に作業してっていう

 

三浦大知 NON STOP DJ MIX vol.1解説 生配信 より(47:51~)(一部割愛、変更あり)

 

収録曲

シングル表題曲以外は、収録シングルアルバム・コラボアルバムを記載させていただきます。

1.EXCITE
2.Baby Just Time(The Entertainer)
3.飛行船(球体)
4.Black Hole(D.M.)
5.all converge on "the one"(The Entertainer)
6.世界(球体)
7.Darkroom(HIT)
8.Breathless(Be Myself)
9.MAKE US DO(FEVER)
10.comrade feat.三浦大知

/SOIL&"PIMP"SESSIONS(DAPPER)
11.普通の今夜のことを -let tonight be forever remembered-
12.Perfect Day Off(Be Myself)
13.Forever & Always(Cry & Fight)
14.I Remember(music)
15.U
16.Color Me Blue(FEVER)
17.I'm Here
18.Neon Dive(HIT)
19.DIVE!(BEST)
20.全速力 feat.三浦大知 /KREVA(KX)
21.Cry & Fight
22.Dancing With My Fingers /MIYAVI vs 三浦大知(SAMURAI SESSIONS vol.2)
23.(RE)PLAY
24.Unlock
25.Corner(片隅 / Coner)
26.誰もがダンサー(HIT)
27.COLORLESS(I'm Here)
28.綴化(球体)
29.Blizzard

 

選曲

シングル…8

カップリング…6

アルバム…12

・D.M.…1

・The Entertatainer…2

・FEVER…2

・HIT…3

・BEST…1

・球体…3

コラボ楽曲…3

 

 シングルをまとめた『BEST』と異なり、カップリング、アルバム、さらにゲストとして参加した楽曲も入った"裏ベスト"的ポジションに位置するアルバムになっていると感じた。もちろんMix-CDの流れも大事であり、その結果惜しくもリスト漏れしたものも少なくないだろうが。そういった点では前回紹介したHOME MADE 家族の『FAMILY TREASURE』に近いものを感じた。

 『FAMILY TREASURE』と近いと感じたのは選曲だけではない。ライブで楽曲を披露するにあたってすでにある音源にすこしアレンジが加えられているものをパッケージ化するファンサービス("(RE)PLAY"、"Cry & Fight")も、ライブを支えたDJ大自然だからこそと思える。

 

DJ DAISHIZENさんは本人の配信でこう語っています。

 Vol.2は5年前(Vol.1作成時)と状況も変わって、大知君のことを知ってくれてる人もさらに増えた状況で。前回はレンタル限定だったんだけど、普通の人の手にも届くということで。

 前よりもいわゆるヒット曲、三浦大知年表で見るところの重要曲っていうものがあって、それは入れてほしいっていうのがレコード会社の人から提案はあって、(中略)入れてくださいっていわれてた曲はもちろん俺も入れようと思ってた曲で、全然選曲する上では問題はないというか。

 ただ選曲する過程で、やっぱり流れ重視なので、どうしても『ちょっと入れたいけど入れられないな…』というときに、制約まではいかないけど 『この曲は絶対入れたいけど置き場所もう一回考え直そう。』みたいなのは、マスト曲に関してはちょっとあった気がしますけど。

 

三浦大知 NON STOP DJ MIX vol.1解説 生配信 より(15:01~)(一部割愛、変更あり)

 

 Vol.2のほうは、2010年代の三浦大知の道のりというか軌跡を見てもらいつつ、(中略)進化もわかるようにしたかったから、あえて2010年代に絞って、それより前の曲はなしにして。進化系のアーティストだからそれがわかるように、って意味合いもあったので。

 今回最新の"I'm Here"まで入れてますけど、これからの10年を感じてもらえるような作りになってます。

 

三浦大知 NON STOP DJ MIX vol.1解説 生配信 より(1:33:12~)(一部割愛、変更あり)

 

つなぎ

 つなぎに関しても先ほど同様、ライブアレンジを音源とするサービスがいい。2019年TOUR「ONE END」にてファンが衝撃を受けた"飛行船"~"Black Hole"の流れも完全再現されており、今回新たにマッシュアップで繋げられた"全速力"~"Cry & Fight"の流れもどこか2017年Tour「BEST HIT TOUR」の一曲目を思い出させるアレンジである。

 

 さっき「流れを重視」って言ったと思うんですけど、2をつくるにあたり、やっぱり1に入ってた曲はなくなり、『結構苦戦するかな』と思いきや、アルバムでいうと『The Enter~』からになるから・・・2013年までか。で、2の方はそれ以降となるので、選べる幅としては7年くらい。なんか使える曲としては意外とあって。

 1の方が選曲に関しては組み立てが大変だったかも。2の方がうまくピースがハマるのが早かったかなっていう。結構奇跡的にピタッとハマる箇所が多くて、流れはとてもいいです。

(中略)

 2の方に関しては、全体的にとてもスムースです。この曲とこの曲がつながるためにあったんじゃないかなっていう箇所が作ってて結構あって。(中略)流れはとてもいいです。とてもとてもいいです。

 さっき「意味でつなげてる」って話したけど、1の時以上にちょっと細かい意味をピックアップしてきて、次の曲につなげたりしてるっていうことが2のほうはとても多いので、1周目2周目とかはサクッと聞いてもらったら楽しいと思いますけど、何回か聞きなおすときに意味をよく感じながら聞いてもらえると『あ、ここの歌詞とこの次の歌詞が繋がってるんじゃない?』とかっていうのが結構あると思うので。

 

三浦大知 NON STOP DJ MIX vol.1解説 生配信 より(1:41:15~)(一部割愛、変更あり)

 

おわりに<増補版Ver.>

 改めて紹介させていただきました。僕個人の意見や感想は前回とほぼ変わっていませんが、追加情報として参考記事のリンクとDJ DAISHIZENさんの解説文字起こしを追加させていただきました。記事を書かれたnFieldさん、引用の許可を下さったDJ DAISHIZENさんありがとうございました。

 

 Vol.1のまとめも少しずつ書いてます。DJ DAISHIZENさんの解説がとても丁寧なので頭を抱えながら抜粋していってます。

 ではまた。

 

参考動画

www.youtube.com

ブログのためにDJ DAISHIZENの配信を見たら教材だった件

 前回の記事をこう締めた。

 vol.1のまとめもしたいですが、vol.1は2以上に知識がないので、大自然さんの解説から引用する形で紹介できればと検討中です。

公式アーティスト縛りMIXをすこれ⑤三浦大知『DJ DAISHIZEN Presents MIURA DAICHI NON STOP DJ MIX Vol.2』

 

 有言実行し、ブログを投稿した直後にDJ DAISHIZENの配信を見返した。


三浦大知 NON STOP DJ MIX vol.1解説 生配信

 

 改めて見返して思った。

「これMIX-CDの入門編にぴったりじゃないか?」と。

 

 この配信は主に『DJ DAISHIZEN Presents MIURA DAICHI NON STOP DJ MIX Vol.1』について解説しているのだが、当然リスナーは三浦大知ファンが多く、「MIXってなに?」という初心者がほとんどである。その人たちに伝わるようにDJ DAISHIZENは要所要所解りやすく解説してくれています。

 プロが初心者に解りやすく教えてくれる動画は、もはや教材なのよ。

心の中のミルクボーイも言うとります。

 なので次回『DJ DAISHIZEN Presents MIURA DAICHI NON STOP DJ MIX Vol.1』を紹介するとして、今回はDJ DAISHIZEN先生が配信内で語ってくれた部分を一部抜粋・書き言葉に変換しながら、MIX-CDとは、MIXとはなんぞやというのを紹介して行けたらなと思います。

 

 

MIXとは

23:13~

 MIXっていうのは、 要は曲と曲を混ぜていく

(中略)

 聴いているうちに自然にいつの間にか次の曲が入ってきて、で前の曲が終わったと思ったらもう次の曲になってる。

(レコードを使ったDJ-MIXを例に)

 レコードを二枚(A,B)使いまして、Aの曲を(会場で)かけてたら、その間にBの曲を耳の中だけでモニター(再生)してるわけなんですよ。で、Aの曲のサビ前8小節頭でBの曲のイントロを持ってきます、それをミキサーっていうやつで両方聞こえる状態にして、うまく混ざってきたところでBの曲だけにするっていうのがMIXの原理です。

 

REMIXとは

25:04~

 REMIXっていうのは、曲のボーカルだけ使ってバックトラック(カラオケ音源) は全部変えたりして、歌はおんなじだけど別の曲にする。いわゆる作曲の手法の一つみたいなのをREMIXって言います。

 

 なので、僕が今回やっているのはREMIXというよりはDJ-MIX。

 

 

なぜ違和感なくMIXができるか

36:47~

 なんで被せても違和感がないか。(例に出しているMIXについて) 曲のキーが一緒なんですよね。なので混ぜても不協和音にならないのでああいうMIXができるんですよね。

 普段のDJプレイとかは、片っぽの曲の低音を切っちゃって音程感なくすとか、そもそもの音程を合わせちゃうとか。

 キーが合わない曲に関しては、カットイン/カットアウトって言って、前の曲8小節でスパッと切って次の曲にするとか。

 

MIXするときのコツは?

1:35:40~

 もうテンポ自体はDJソフトが勝手に合わせてくれる時代だから、曲と曲の持つ意味合いを理解したり、一方で変化球的な落差をつけたりとか。

 

曲順、流れの作り方

 DJ DAISHIZENさんはiTuneでプレイリストを作成し、曲のBPMとキー、そして備考メモを書き、それを踏まえてMIXの流れを構築しているようです。 (35:32~)

 

DJ・MIXをするにあたって

(1:31:34~)

 今はもうパソコンとDJソフト・アプリがあればいくらでもiPhone上とかでもできるから、普段聞いてる曲で『この曲とこの曲繋いでみたらいいじゃん』とか、お気に入りの曲をMIXしてみてください。

 

(1:54:00~)

 まずはいろんな曲を聴いて。簡単なDJソフトは安価で売っているので、普段聞いているMP3やサブスクで気軽に作ってみてください。

 

  以上、ちょっと自分の技術が足らず理想としていた紹介にならなかったですが、DJ DAISHIZENさんがこの配信で分かりやすく話してくださっていたので、もしMIX-CDに興味がある方は是非一度見て見てください!

 

 では次回は本人の解説付きでvol.1、お楽しみに!

公式アーティスト縛りMIXをすこれ⑤三浦大知『DJ DAISHIZEN Presents MIURA DAICHI NON STOP DJ MIX Vol.2』

 前回「飽きないうちにどんどん書いていくぞ」と書いてから一ヶ月強。はい。飽きかけました。今年もよろしくお願いします。

 

そんなわけで今年最初の紹介はこちら!

『DJ DAISHIZEN Presents MIURA DAICHI NON STOP DJ MIX Vol.2』!

 

DJ DAISHIZEN Presents 三浦大知 NON STOP DJ MIX Vol.2(CD)

DJ DAISHIZEN Presents 三浦大知 NON STOP DJ MIX Vol.2(CD)

  • アーティスト:三浦大知
  • 発売日: 2020/03/18
  • メディア: CD
 

 

 

 

前置き

 発売は2020年3月18日、僕が持っているMIX-CDの中では最新ですね。

 Mixを担当されたのはDJ大自然さん。専属というわけではないですが三浦大知さんのライブのマニピュレーターも担当されています。

 三浦大知さんのとても近くで携わっている方なので、Mix-CDも熱も愛もたくさん詰まった作品になっています。

 

 その熱さは伝わってきたのですが、正直熱すぎてすべて受け止められる知識はありませんでした。すみません・・・。

 そこで力になってくれるのが"はてなブログ"。ほんまにたよりにしてまっせ。検索すると発売間もなく解説されている方がいらっしゃいました。

(今コメント欄を通じて引用許可申請中です。許可が下り次第ここにリンクを貼らせていただきます。興味がある方は是非調べて見てください。)

 関ジャニ∞の時と同じ流れになってしまいますが、ぶっちゃけこの人の解説で充分です。なので前回同様個人的な感想と情報を中心に紹介したいと思います。

 

・・・でもなぁ。なんか負けた気持ちになるなぁと思った私はちょっとだけ対抗しました。

原曲プレイリストを作ってみました。

open.spotify.com

 こうするとつながる前とかわかりやすいでしょ?Spotifyユーザーの方よかったらご利用ください。

 

収録曲

シングル表題曲以外は、収録シングルアルバム・コラボアルバムを記載させていただきます。

1.EXCITE
2.Baby Just Time(The Entertainer)
3.飛行船(球体)
4.Black Hole(D.M.)
5.all converge on "the one"(The Entertainer)
6.世界(球体)
7.Darkroom(HIT)
8.Breathless(Be Myself)
9.MAKE US DO(FEVER)
10.comrade feat.三浦大知

/SOIL&"PIMP"SESSIONS(DAPPER)
11.普通の今夜のことを -let tonight be forever remembered-
12.Perfect Day Off(Be Myself)
13.Forever & Always(Cry & Fight)
14.I Remember(music)
15.U
16.Color Me Blue(FEVER)
17.I'm Here
18.Neon Dive(HIT)
19.DIVE!(BEST)
20.全速力 feat.三浦大知 /KREVA(KX)
21.Cry & Fight
22.Dancing With My Fingers /MIYAVI vs 三浦大知(SAMURAI SESSIONS vol.2)
23.(RE)PLAY
24.Unlock
25.Corner(片隅 / Coner)
26.誰もがダンサー(HIT)
27.COLORLESS(I'm Here)
28.綴化(球体)
29.Blizzard

 

選曲

シングル…8

カップリング…6

アルバム…12

・D.M.…1

・The Entertatainer…2

・FEVER…2

・HIT…3

・BEST…1

・球体…3

コラボ楽曲…3

 

 シングルをまとめた『BEST』と異なり、カップリング、アルバム、さらにゲストとして参加した楽曲も入った"裏ベスト"的ポジションに位置するアルバムになっていると感じた。もちろんMix-CDの流れも大事であり、その結果惜しくもリスト漏れしたものも少なくないだろうが。そういった点では前回紹介したHOME MADE 家族の『FAMILY TREASURE』に近いものを感じた。

 『FAMILY TREASURE』と近いと感じたのは選曲だけではない。ライブで楽曲を披露するにあたってすでにある音源にすこしアレンジが加えられているものをパッケージ化するファンサービス("(RE)PLAY"、"Cry & Fight")も、ライブを支えたDJ大自然だからこそと思える。

 

つなぎ

 つなぎに関しても先ほど同様、ライブアレンジを音源とするサービスがいい。2019年TOUR「ONE END」にてファンが衝撃を受けた"飛行船"~"Black Hole"の流れも完全再現されており、今回新たにマッシュアップで繋げられた"全速力"~"Cry & Fight"の流れもどこか2017年Tour「BEST HIT TOUR」の一曲目を思い出させるアレンジである。

 

おわりに

 簡単にですが紹介させていただきました。やっぱりどうしてもファンと呼べるほどの知識を持ち合わせておらず、どちらかというと情報をまとめている記事と思ってもらえると幸いです。

 この記事を書き始めておそらく一週間ぐらいたったのですが、上に書いたファンの熱い記事を引用していいかの許可・・・まだ降りませんwブログも止まっているので見てないかもしれませんね。仕方ない。

 

 vol.1のまとめもしたいですが、vol.1は2以上に知識がないので、大自然さんの解説から引用する形で紹介できればと検討中です。

 ではまた。

公式アーティスト縛りMIXをすこれ れるりり『れるりり NON STOP MIX』

  レビューするか否か迷ったが、紹介だけでもしようと思う。なので今回はナンバリングを外し、カテゴリにも含まないようにする。

 

 なぜなら、これは『NON STOP MIX』ではなく『NON STOP CD』だからである。

tsutaya.tsite.jp

 

 

前置き

 最初に述べた通り、これは『NON STOP MIX』ではない。楽曲はフルで流れ、曲終わりと次の曲の始まりが繋がっているだけと捉えていただきたい。

 MIXを担当したのは「三重の人」。ボカロ楽曲のMV製作を主に行い、有名な作品だと"千本桜"のMVもこの人が担当している。

 REMIXは「埼玉の人」という名義になっているが、これはれるりりさんのことではないかと勝手に考えている。

 

収録曲

 このアルバムは全編とおして1トラックとなっている。

Knife

JOYRIDE

いつもより泣き虫な空

Mr.MUSIC

君が好き

百年の恋

DICE

HALO

MUGIC

脳漿炸裂ガール

一触即発☆禅ガール

聖槍爆裂ボーイ

鬼子母神ザクロ

狂躁ヒュプノシス

またね、じゃあね

 

つなぎ

 全体的にアレだったが、"鬼子母神ザクロ"→"狂躁ヒュプノシス"のつながりは良かったと思う。

 

おわりに

 よほどのファン以外は特に聴く必要はないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やべ、みつかっちった。これトップシークレットだかんな。

 

 

 いやー、ハズレ盤でした。れるりり人気に乗っかっただけといっても過言ではないかと。

 なんでこんなに間が悪いんだと。"脳漿炸裂ガール"→"一触即発☆禅ガール"→"聖槍爆裂ボーイ"という大盛り上がりするはずの楽曲が、今までで一番死んだ使われ方をしていた。ニコニコ超パーティー2015の方が何億倍も良かった。

 是非皆さんには借りないでいただきたい。これが公式と思いたくない。

<好きなものの話をしよう>『あせとせっけん』は今まで見た漫画とどこか異なる

 ちゃんとこのタイトルを使ったのはいつ以来だろうか。

 さも「俺音楽しか興味ないんでwww」みたいな記事ばっかり書いてますが、実は漫画もかなり読んでます。

 今日も三作品の漫画を購入しました。

・今まで一度も女扱いされたことがない女騎士を女扱いする漫画(マツモトケンゴ)

ぐらんぶる井上堅二吉岡公威

・あせとせっけん(山田金鉄)

 

 その中でも個人的にすごいなと思っているのが『あせとせっけん』。

 

女性に絶大な人気を誇る化粧品&バス用品メーカー・リリアドロップに勤めるOL・八重島麻子(やえしまあさこ)は、重度の汗っかきなのがコンプレックス。

デオドラント製品が手放せない生活の中、ある日、商品開発部の名取香太郎(なとりこうたろう)に、「君の体臭は素晴らしい! 新商品の石鹸開発のため、これから毎日、君のにおいを嗅ぎに来ます!」と言われてしまう。

でも、においを嗅がれるのは、そんなに嫌でもなくて……?

多汗女子と嗅覚男子の、超純愛フェチラブコメ爆誕!!

 

あせとせっけん|モーニング公式サイト - 講談社の青年漫画誌

 

 オフィスラブ、大人の純愛、フェチ・・・ジャンルとしてはこういった漫画は正直いくらでもある。

 だけどこの漫画の大きな特徴は『一般的な恋愛漫画におけるゴールがすべて通過点として描写されている』ということが他の漫画と大きく異なる。

 

 今まで見てきた恋愛漫画の終わり方をまとめてみると

・付き合い始めてEND

・性行為してEND

・婚約してEND

・結婚してEND

などで、最終回で「数年後・・・」といってハッピーエンドとなる。

 しかし、『あせとせっけん』は違った。

 

※以下ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 『あせとせっけん』は青年漫画かつスタートが独特な分、第一話で性行為が行われる。

 そしてそのうえでお互いに少しずつ距離を縮めていき、(現時点で)結婚まで至っている。

 しかし、物語が終わる気配が一向にない。おそらくあと5話もしないうちに結婚式の回があると思われるのだが、予想ではそれ以後物語は続くと思われる。

 そのぐらいこの二人の恋愛は日常として描写され、付き合いはじめや性行為や結婚を「そこがゴール」として取り扱っていないのである。

 

 この作品で人が命を落としたり、理不尽な仕打ちを受けたりといったアクシデントはない。昔TVで『君に届け』が「いじめや浮気の描写がない」という取り上げ方をされていたが、『あせとせっけん』でも同様である。

 一昔前だったら「漫画らしくない」のかもしれないが、このリアリティある漫画が今僕が一番好きな漫画である。